第200回コーセーアンユアージュトークご報告(後編)
第200回コーセーアンニュアージュトーク
ファイナルスペシャル版
「ありがとう!アンニュアージュな仲間たち」
ご報告(後編)
ファイナルにふさわしく、12人のゲストという、超豪華ヴァージョンで開催された第200回。
オープニングは、まずは12名のゲストが次々と登場。まあくの手に持つ番号が書かれたカードを引いて、その番号の席に座る、という趣向。お目当てのゲストが見やすいポジションに座ると、その都度歓声が上がる。
そしてゲストの皆さんもステージでご一緒に、これまでのアンニュアージュトーク20年200回の歴史を駆け足で振り返るスライド映像をごらんいただいた。ご自分の出演回を懐かしそうな笑顔で見つめるゲストの皆さんの表情が印象的。そして始まった第1部は、先週のブログに詳しく書いた。
ということで、いよいよ「アンニュアージュトークファイナルスペシャル版」の後半をお届けです。
15分の休憩をはさんでの第2部は、カラーボールでおなじ色同士がペアになる。6つのテーマ(これまでの質問コーナーの中から“女性の生き方”についてのテーマ)が入っているテーマ箱から、お一人1枚づつそのテーマを引く。お二人で相談し、その2枚のどちらかのテーマを選び、そのテーマについて語る、という次第。
1組目、1、と書かれた同じ色のボールを選んだのは、デーモン閣下と浅倉大介さん。
テーマは「現代の美人とは賢い女性、ではあなたが望む女性の賢さとは?」
携帯消去の数だけで全てを悟る女性は、凄い!すべからず男性は賢い女性の手のひらで転がされているのでは?
etcや、絹谷先生の美人で賢い奥様の爆笑エピソードなどが語られた後、閣下は、男性に対してさじ加減が出来る女性。大介さんは、自分の意志をしっかり持ちながらも男性を立ててくれる女性、って、へえー、意外と古風な結論になった。
2組目は、絹谷幸二先生とROLLYさん。「これまでの運命的な出会いとは?」
ROLLYさんは、ご自分が生まれる前に亡くなったお兄様のことを、江原さんとの出会いにより指摘された。
そのおかげで、それまで恨んでいたお兄様に感謝できるようになり、今も毎日お兄様に手を合わせている。
そのお話しを受けるように絹谷先生も、亡くなったお姉さまの遺した油絵の具のおかげで、今日の画家としての自分がある、という、お話しを。お二人とも凄い深い感動的なエピソードを、関西人同士(京都と奈良)の”出会い”に手をとりながら、爆笑の中に語っていただいた。ROLLYさんの”浮幽霊1万体”、にはゲスト全員も大爆笑。
3組目は、北方謙三先生と上妻宏光さん。「圧倒的な後悔とは?20年前の自分に、今の自分から言ってあげたいこととは?」
お二人ともこれまでの自分の人生に後悔はない。20年前の自分にも何も言うことなし、って、きっぱり。でも色々聞いていくと、先生は、本当は小説家より漁師になりたかった、不良になりたかった、って。上妻くんは20年前の16歳の自分に「17歳になったら三味線で生きていこうと決心できる宇崎竜童さんたちとの出会いがあるから、そのまま頑張れ!」と言ってやりたい、と、これまた感動的なお話し。最後に先生から、これまで不良じゃなかったけど。これからの人生は不良で、って、"生涯不良宣言”も飛び出した。
続いて4組目の前に、ここで、瀬戸内寂聴さん。河村隆一さん、石井竜也さんからの、VTRメッセージが流された。皆さん、アンニュアージュの良さを感動的に語ってくださり、最後を惜しんでくださり、今後の発展にエールをおくってくださった。その場にいないことが残念、って、ホント石井さんマジにおっしゃってた。寂聴さん、河村くん、石井さん、ありがとうございました。
そして4組目は、西城秀樹さんと西島千博さん。「ご両親の素敵さダメさ。その両親から何を受け継いだか、を教えてください」
西やんのご両親ともダンスの先生。サラリーマンだったお父様がお母様と踊りたいため会社を辞めてソシアルダンススクールに通ったお話しから、実は西やんも経営とかそっちにも興味があった、などなど、秀樹さんのリードで面白話しが飛び出した。秀樹さんはお父様がどれ程自分を愛してくれてたかを、お父様が亡くなってからより実感する、と。思い出されたのか、少し眼が潤んでいらしたのをまあくは見た。皆さんも、父親って話し辛い存在かもしれないけど、自分が大人になったら優しい言葉をかけてあげて、って。
5組目は、姜先生と前田日明さん。「これまでぼろぼろになった愛と、それをどう乗り越えたかを教えてください」
お二人とも救われたのは友情だった。前田さんは、まさにアンニュアージュトークに出たとき(1部映像で出た回)自分はぼろぼろだったことや、格闘家ドールマンさんとの友情で癒されたこと。姜先生はドイツでの留学時代、半年間自分に閉じこもって人と言葉を交わせなかったことや、キプロスでの出会いで癒されたこと、などなど。大きい意味の愛を失っての生還を語ってくださった。最後は男も「男でいること」に無理することはない、って。時には女性の役まわりをやるのもいい。「ROLLYさんのようにたまには女性の下着をつけるのもいいですよね」って、まあくとROLLYさんがオススメすると、先生も皆さんも爆笑。すいません。でもそれぐらい自分を解放すときって必要かも。
6組目最後は吉川晃司さんと姿月あさとさん。「高齢化社会。一生の趣味と定年後の生活設計を教えてください」
吉川くんもずんきーもまあくも、普段から一緒に飲んだりしてるから、遠慮なく「ずんきーでかい」とか「老後は得意の無人島で、好きな魚捕って暮らしたら?」とか爆笑やりとりが続いた。実はずんきーは15歳から、吉川くんは17歳から親元離れ自立してた話しや、40歳手前にして「女性を愉しんでいる」という元宝塚男役トップのずんきーならではの感想。お父さんが板前さんだった吉川くんは70歳になったらお寿司屋さんやりたい。ずんきーは7年間海外(バリ島とオーストラリア)に住んでたから老後は日本以外で住みたい。などなど深く話しが広がった。
そんなこんなで3時間はあっという間。皆さんにもっともっとお話し聞きたい飢餓感あったけど、泣く泣くしめてた、まあくでした。ウアーン!やっぱアンニュアージュトーク面白いなあ、って、今頃まあくが気が付いてどーする!?
そして観客の皆様へのアンケートで、これまでのアンニュアージュトーク一番の思い出を書いていただいた。その中から12名のゲスト全員に抽選していただき、12名の皆様に、コーセーさんから豪華化粧品セットがプレゼントされた。
そして、そして、いよいよエンディング。最後にまあくが作詞作曲した「UTAKATA}を、ゲストの皆様全員により、演奏していただき、歌っていただくのだ。これは去年11月に、ずんきーのコンサートでまあくが作った楽曲。人生は思いがけないことばかり、でも、この儚くも甘美な人生を、あるがまま、自由に生きていこう、という、大人の女性たちへの応援歌だ。女性を応援するコーセーさんのメッセージにも重なるし。
キーボード、浅倉大介さん。エレキギター、ROLLY。津軽三味線、上妻宏光さん。
ヴォーカル、姿月あさとさん、吉川晃司くん、デーモン閣下、ROLLY。
残る皆さん、西城秀樹さん、北方謙三先生、姜尚中先生、絹谷幸二先生、前田日明さん、西島千博さん、まあく、でコーラス部分担当。
こんな豪華な「UTAKATA」実現出来るのも、まさに毎回アンニュアージュならでは、のハプニング的コラボ実現してきた199回の実績があってこそ、なのだろう。皆さんに感謝。浅倉さん、吉川くん、ずんきー、ROLLYさんに、何回も楽曲どういうふうに演奏するか相談させてもらって実現した、夢のステージ、上妻くんの三味線のイントロで、照明が一転した。
「UTAKATA」
紅い月が昇る 人の嘆き哂い
何もかも 流れ行く季節(とき)の中
うたかたの儚い水の泡
何処へ 消えてなお
若く光る 波
此処に 抱くことはない
AA サランサラン
運命は弄ぶ
わがままに戯れて
あとかたも 遺さずに
AA サランサラン
運命は弄ぶ
きまぐれに解(ほど)かれて
その刹那 結び去る
きっとどこかにある
探す螺旋の果て
振り仰ぎ羽ばたくこの身体
引き戻す 哀しみと喜びと
何処へ辿り行く
迷え紅い月
此処に戻ることはない
AA サランサラン 運命は 燃え上がる
AA サランサラン わがままに 生きて行く
AA サランサラン 運命を やり過ごせ
AA サランサラン あるがまま 飛んで行け
UU サランサラン 人生は 欲望の 渦の中
一筋の真実を探す
UTAKATAの旅よ
このシーンでは、(後に、観客席にいた友人に聞いたのだが)涙を流す観客の皆さんの姿もあったそうだが、皆様の感動もこちらに逆伝わりして、アンニュアージュトークへの思い入れを、改めてこの身に感じた次第だった。
それにしても、日本のトップミュージシャンの皆さんが、まあくの楽曲を演奏し、歌ってくださった。まさに作者冥利に尽きる4分間だった。準備もリハも短い時間に、よくぞここまで仕上げてくださいました。皆様に心より感謝です。まあくはホントつくづく幸せ者です。
皆さんの演奏を後ろで聴いていて、観客席最後列までびっしりと埋まったお客様を見ていた。ここに筑紫さんも来てくれてるかなあ。
第1部の過去映像でも筑紫さんの姿が多々あった。だって、50回、100回、ガーデンプレイス10周年記念回、150回、全ての記念回に出ていただいてるもの。今回200回だって、絶対に来てくれる方だった。
アンニュアージュトークをこよなく愛してくれた筑紫哲也さん。20年前のスタート以前から相談していた。通常回も、15〜6回出演していただいた。寂聴さんや姜先生など、素敵な皆さんをご紹介してくださった。15〜6回観客で見に来てくれた。その中で5〜6回飛び入り出演してもらった。15〜6回まあくの好きなとんかつ弁当とか、ガーデンプレイスタワーの地下のとんかつ屋さんから買ってきてくれて、それだけで帰っちゃった。
最後の挨拶で、筑紫さんにも感謝の気持ち言いたかったが、その名前言ってしまったら、もし泣いてしまったら、せっかくの最後がまあくらしくなくなる。だから、心の中だけで「ありがとう、もうまあくのこと心配しなくていいよ、こんなにたくさんの素敵なみなさんが来てくれたよ。ありがとう、またね」って。
そういえば、去年1月に急遽筑紫さんの特別回「筑紫さんとアンニュアージュな仲間たち」を番外でやった。16人の皆さんに発起人になってもらって(過去ブログにアップしてます)
大阪編も番外で6回やってる。だから全部で207回アンニュアージュトークは開催されている。
のべ414人のゲストの皆様に、ここに改めて心より感謝し、お礼申し上げます。
その414人の代表ともいえる、今回ご出演いただいた皆様、
上妻くん、大介さん、姜先生、北方先生、吉川くん、絹谷先生、秀樹さん、ずんきー、閣下、西やん、前田さん、ROLLY。そして司会進行お手伝いしてくれた永田実くん、皆さん、本当に本当にありがとう。最後までまあくのわがまま聞いていただいて、素晴らしいファイナルが実現できた。最高に感謝です。ありがとうございました。
そして永い間応援してくださった皆様、皆様のおかげで、20年207回続いてこれました。
本当にありがとうございました。いつもは自由席だから、雨の日も風の日も、早くから並んで待ってくださった皆様、その熱意がまあくに、もっともっと素敵なアンニュアージュにしたい、と思わせる、やる気の糧でした。ありがとうございました。そしていたらないプロデューサーで、ごめんなさい。
そんなプロデューサーに永きにわたり、自由にお仕事させてくださった、太っ腹スポンサーのコーセーさまにも、心よりありがとうございました。
最後になったけど、スタッフのみんなにも、ありがとう、まあく一人でやってこられるわけないから、みんなみんなのおかげです。ありがとう。いたらないとこ多々あったけど、許してね。
まあくも色々学んだので、それをまた新企画に生かします。皆様も引き続き応援してくださいね。
楽しくて、人生の視野が広がる 充実企画です。1年間講座で、今年度、300人〜400人限定(ルームキャパ)の募集になります。
詳しくはマークアイHPで近日中にアップします。お見逃しなく。
というわけで、
「第200回コーセーアンニュアージュトークファイナルスペシャル版、ありがとう!アンニュアージュな仲間たち」無事事故なく盛況に終了しました、
皆様おつかれさんでした!!わーい!わーい!
*詳しい模様は、クラブコーセーHPにて近日中にアップされる予定です。ぜひご覧下さいね。
ゲストを代表して、北方さんからまあくに花束が。感激!
コーセー一俊社長からも!感激×100!
- 2010.03.18 Thursday
- コーセーアンニュアージュトークご報告
- 14:28
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- by markmasako