〜1月22日恵比寿アンニュアージュスクール第6回ご報告〜

 

2010年度最後のスクールは、元国連事務次長であり、現在も大学教授など多忙を極める明石康さんだ。



明石さんとはこれまでパーティーや結婚式などで何度かお会いしていた。

明石さんの自伝「生きることにも心せき」にも書いてあるが、明石さんの奥様のお父様がコーセーの創業者故小林孝三郎さんである。コーセーの記念大会で、まあくがプロデュース・演出したタンゴのコンサートをご覧いただいたこともあった。


そんなご縁もあって、今回講師のメンバーにお名前連ねていただけたのだった。

日本人で初めて国連職員となり“世界一有名な日本人”と言われた方に、どこまで素のお顔を出していただけるのか。



事前に、ご挨拶も兼ねた打ち合わせに、現在理事長も務めていらっしゃる国際文化会館の執務室にお邪魔した。そこに掲げられた首相時代のサッチャーさんなど各国首脳と渡り合う明石さんの緊張感あふれる数々の写真を前に、また凄い方に講師をお願いしたものだと改めて畏れ入るが、目の前の紳士は限りなく優しい。そして本番でも、きさくに気楽に真摯に、多彩なお話しを繰り広げて下さったのだった。


 

秋田県で精米業を営んでいたお父様のこと、100組を超える縁談をまとめ、そのひとつも離婚がないことを自慢にしていたお母様のことなど、これまでほとんど人前では話す機会のなかったというご両親のお話しも実に生き生きと語っていただいた。世話好きで活動的だった母親を見ていて、人の役に立ちたい、と思ったとも。



そして、国連での足跡。中立という立場を守りぬく難しさ。徹底して武力行使を拒絶するその勇気。どれほど非難をあびようと平和のために粘り強く交渉に努めた偉大な一人の日本人の姿がそのお話しから浮かび上がる。キリングフィールドと呼ばれたカンボジア内戦の中、暗殺の予告さえ受けながら、民主的な選挙を実現させて行く行程は、この小柄な柔和な紳士の中に、激しいほどの平和への情熱があることを思い知らせてくれる。

わたしたち母親や母親予備軍がこのような世界情勢の話しを聞けるのは、実に貴重だと思う。明石さんもそうだったが、子供が最初に一番影響を受けるのは母親なのだ。母親こそ、もっと世界の、この国の行方を見すえて行きたい。

 


そして、実際の子育てとも言える「明石塾」でのリーダー論も。

今の政治外交を見てもわかるように、日本から世界に通用するリーダーが出ないのは何故か。塾だ受験だと目先のちまちましたことに、勝ち組だ負け組だと一喜一憂する教育ではなく、もっと根幹からの指導が必要と明石先生は説く。

 


そして、ホワイトボードに書いてくださったリーダーシップ教育7項目

 

1、道草や試行錯誤の時間をとる。

2、自分なりの疑問を持ち続ける。

3、自分と違う意見の人と話す。

4、結論を急がず熟慮を重ねる。

5、奇策に陥らず正攻法を貫く。

6、運命の女神は前髪しか持たない、と知るべし。

7、(熟慮の結果)決断したら振り返らない。


 

以上のことを実現できてこそ、使命感や将来のための進路を決める力を持つことが出来、学校の勉強にも自ずと邁進出来る、ということなのだろう。

皆さんメモしておられたが,その一つ一つを丁寧に解説していただいた。

2、には、「生意気と言われても」という言葉が始めにつく。確かに今の若い子って物分りよすぎるきらいがあるもの。なんか、はなっから去勢されてる感じ。物事疑問を持ち行動すると、「自己責任」だ何だって世間からたたかれる。何も出来なくなって小さくまとまってしまうしかないのか。世界がより近くなった現在、留学生の減少って現実。明石さんが留学したころは、アメリカまで11日間かかったのに。

 

他にも少子化問題や英語の学び方のお話しも。女性が社会進出したら子供を生まなくなる、と以前大バカ政治家が言っていた。先生曰く、全然間違っている。女性の地位向上こそ子供を生むべき大事な土壌。そうです先生そのとうり!

そして英語はぺらぺらしゃべろうとするよりも、その国の文化を学び理解することが大事。英語に限らず人を説得したいときは雄弁に語るのではなく、相手の話しをじっくり聞くことのほうが大切。前回の姜先生もおっしゃっていたことだ。「聞く耳を持つ」

まあく的には、わかっちゃいるけど、で、反省しきり。

明石さんが日本人初の国連事務職員に招かれたきっかけとなったスピーチも、立て板に水、の英語ではけっしてなかった、と。

またアメリカ育ちの先生のお子様との文化的ギャップのお話しも興味深かった。自分の父親と同じで、子供たちには何もうるさいことは言わなかった、そうだが、お嬢様はハーバードご出身。

 

皆様との質疑応答も英語上達の話しになったが、とにかくその国の文化や違いを識り、自分の国日本の文化を識ること。今はとにかく欧米人としゃべってなんぼ、の英語レッスンが流行っているが、学校で学ぶ基本の文法などをしっかり身につけることが絶対大事、だそうだ。

 

そして、今回は2010年度の最終回、ということもあって、弟2回講師の石井竜也さんからのメッセージが映像で流された。

 


そして、登場したのは、弟4回講師の吉川晃司さん。弟1回講師の姿月あさとさんも、直前に迫った舞台の稽古が終わり次第駆けつける、とおっしゃっていた。が、明石さん、吉川くん、まあくで、落ち着いてお話しが出来たことはある意味大正解だった。

 


何千人ものユダヤ人を救い日本のシンドラーと言われた外交官、杉原千畝を描いたミュージカル「SENPO」に杉原さん役で主演した吉川くんは、国連の提える人権問題について一番興味を持つ講師であった。無人島生活やアフリカでの旅で死に直面した経験も持つ。明石さんは内戦の現地に立って、日々命の危険に晒されてきた。状況は全くもって違うが、「死ぬかもしれない」という恐怖に対して二人の男はどうだったのか、など、実際実に興味深いお話しが展開された。そして食いしん坊の吉川くんらしく、世界中で一番おいしいと思った食べものは?なんて。

 


それまで明石さんは吉川くんを知らなかった!!が、終わってお車までお見送りしたとき、吉川くんについて色々お尋ねになったから、きっと明石先生にも吉川くんは良いインパクト大だったのだろう。



最後に、1月19日が明石さんのお誕生日ということで「おめでとうございます!」と花束贈呈。すかさず吉川くんが「おいくつに?」

明石さん、ちょいテレながら「80歳です」って、すごーい!先生カッコいい。いつまでもますますお元気で、日本の、世界の未来のために尽力して下さい。

以上で全6回の講義は無事終了。明石さん、本当にありがとうございました。

 


そして全部の回出席していただいた皆さんのメンバーカードから、5名様にこれまでの講師6人全員のメッセージとサインが入った特大色紙の抽選をした。アンニュアージュトーク思い出し、抽選は吉川くんに手伝ってもらうことに。


 


当選者に一枚ずつ色紙の手渡しもしてもらった。吉川くんには最後の最後までホントお世話になりました。

今回ステージに現れた吉川くんの顔みたとき、マジ何か凄いほっとしてめちゃ嬉しかった。ありがとう。



思えば吉川くん講師の第4回で、まあく自身も吉川くんの芯を、その強固な信念と優しさの源を見た思いだった。本人一番苦手な親を語る、という趣旨にとまどいもあったろう。でも、終盤「語るには時間が短すぎる」と言った吉川くんは、確実に何かをひとつ克服したようだった。



石井さんは映像で「次回スクールは、違ったテーマで、また為にならないこといっぱいしゃべります」って、石井さん流に笑っておっしゃってたけど、第2回石井さん講師の回は、石井さんのデリケートな部分に触れたような感動的な、とても為になる回だった。


今回本番に間に合わなかったけど、打ち上げに駆けつけてくれた姿月さん。その第1回も、これまでの“元宝塚トップスター”を脱ぎ捨てた素で、ご両親へのけなげなほどの想いを語って下さった。姿月さんと参加者全員が泣いたのを昨日のことのように思い出す。


スクールブログ1.JPG

 

第3回の前田日明さんは、前日がお父様のご葬儀という中で来ていただいたのだ。凄まじいまでのお父様との葛藤を、前田さんならでは実に豪快にお話していただき、参加者全員が底知れぬ前田さんの大きさ(体だけじゃなく)と優しさを見た回となった。

石井さんの時にサプライズ登場してくれたし。


 

前回第5回の姜尚中先生は、本当にストレートにお母様(オモニ)への思慕を語ってくださった。「今日はまあくさんだから何でも話しちゃいそう」って、冒頭におっしゃっていたが、思えば皆さんが、まあくだからこの場においで下さり、お話してくださったことがいっぱいあったのだと思う。改めて6人の講師の皆さんに、大感謝します。本当にありがとうございました。



参加していただいた、スクールメンバーの皆様にもありがとうございました。

レポートも拝見するのが毎回とても楽しみでした。レポートの最後に皆さんまあくへ

労いのお言葉を書いてくださいました。嬉しかったです。

レポート以外でもメールやお手紙を沢山いただきました。

「このスクールに参加して、親を、自分を、娘を、改めて見つめることができた。」

「自殺未遂をした息子とこれからどう付き合うか悩み、落ち込んでいたが、このスクールで元気をもらった」「こんなに身近に、それもここまで本音のお話しを聞けるなんて、実際想像以上の嬉しいスクール」

などなど、シビアなことも、ファンとしての喜びも、いっぱいまあくは受け取ることができました。中でも予想を超えた多くの皆様の、ある感想が一番嬉しいことでした。

それは、最初はお目当ての講師だけに期待していたけど、回を重ねるごとに、他の皆さんのお話しもお目当ての講師と同じくらい興味を持って楽しみになって行った。「このスクールがなかったら、絶対生でお話し聞く機会なかったと思うと、アンニュアージュスクールに感謝」

 

出来るだけお返事のメールはさせていただきましたが、すべての方にお返事出すことはできませんでした。ごめんなさい。でも皆さんのお言葉は何よりもまあくの励みでした。これまで一方的にまあくから皆さんへ発信してきた感がありました。スクールで初めて皆さんのひとりひとりのお姿を見た思いでした。

中には、席順や連絡方法など厳しいご指摘もありましたが、みんなスクールへの愛情と感謝しています。初めての試みだったので、次回から改善する余地もあることは、重々まあくが知っています。

 

次回2011年度のテーマも決定しました。石井さんのように違ったテーマだからまた講師のメンバーになっていただく方も、新しい講師の方も何名か決定しています。

それらの発表は、マーク・アイの体制を今一度きちんと整えてからにしたいと思っています。

去年20年続いた「アンニュアージュトーク」が終わって、見切り発信のようにスクールを立ち上げ、他にも新企画を開催し、折も折り、事務所内のドタバタもあり、と、この1年何だかあたふたと走り続けてきたような日々でした。いやこの1年だけではなく、マーク・アイをつくってから21年、ずうーっと走り続けてきたように思います。しばらくはまあく自身も落ち着く、充電時間が必要だと思っています。

そんなふうに思えたのは、このアンニュアージュスクールのおかげです。

といっても今回のスクールを本にする企画もありますし、続けて行く他イベントもあります。趣味の乗馬でも、今年はぜひ小さい障害レースに出たいと思っています。

って、言い訳しながら結局遊ぶんかい!みたいですが、この1年ホントにスクールのおかげで、まあくも色々考えることが出来ました。

そして改めて強く強く思ったことは、これまでもそうだったのだから、これからも

「後悔なく生きよう」

 

また次回、しばらくお待ちいただくことになりますが、アンニュアージュスクールでお会いするのを楽しみにしています。

御協賛ご協力いただいた企業の皆様もありがとうございました。次回も引き続き宜しくお願いします。

それでは、
スクールメンバーの皆様のご健康とご多幸を心より祈ってます。

 

追伸

第6回の皆様からのレポートをお待ちしていますね。

締め切り、まだ大丈夫ですよん!



『アサオカローズ』


レポート優秀者2名様への賞品
『コーセー化粧品セット』

  * 薬用 雪肌精(化粧水)

  * モイスチュアスキンリペア(薬用保湿液)

  * エスプリーク プレシャス ドラマティカルベールパクト
   (ファンデーション)

  * エスプリーク プレシャス ファンデーション ケース

  * エスプリーク プレシャス モイスチュアライジング ベース
   (化粧下地)

 

皆様へのドリンク

『サッポロビール蝓

GEROLSTEINER  ネクターカクテル・クリーミーピーチ


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